もるとの病気　ＰＡＲＴⅡ

９月１７日　にお腹をさすっていたら、
左側上から２番目のおっぱいの周囲に指先に当たるものがあった
なんだろう？？　から　もしかしてに変わり、もう一度さわると少なくとも３カ所に
しこりを発見してしまった。。。。。

色々友人のワンコの事例とかも聞いていたけれど実際に触れた時は、
血の気が引いた気がしました。

すぐに変化は無いと思い、少し様子を見て、月末に検査する予定もあるし、
ヴェガの通院する日があるので、一緒にみていただくことにした。
９月３０日　もるとのＡＣＴＨ検査で、先生に預ける時にお話しした。

　午後、検査が終わりお迎えに行った時、先生から乳腺腫瘍に間違いないねって
いわれてしまった。

放っておくと　人頭大にまで大きくなることもあるらしい。
、

大きくなって　手がつけられなくなって後悔するより
早めに切除した方が良いと言うお話しでした。
最悪「癌」という可能性もあり！

今はクッシング病も安定してきているので、手術をするなら今が良いよ
という先生のお話も。。。

一応パパさんとも話をしないといけないので、その日はそのまま帰ってきました。
なんで切らなきゃいけないんだよ～～という　パパさんをなんとか説得！
でも一応先生から直接話聞いてもらおうと思い、１０月１１日（祭日）に一緒に
病院に行ってもらった。
　先生とお話しして、その場で手術の日程が１０月１６日に決定しました。
　
ただ、クッシング病を持っているので、ステロイドが出続けている為
傷口が治りにくいというリスクもあるようです。

１０月１６日（土）　手術当日
　朝ご飯、水も無しで　病院へ　１０時に入る
　そのまま先生に連れて行かれました。。。。。
　その後、点滴して、レントゲン、血液検査して　特に異常がなかったので
　やはり、肝臓の数値は少しは悪い様でした。。。
　午後２時半頃より手術開始しますという先生からの電話がありました。
　手術は１時間位で終わるそうですが、麻酔をかけてから覚めるまでの時間が
　かなりあるようです。

　午後５時頃　先生より電話があり、無事終了し、麻酔からも完全に覚めているとの事
　今は痛み止めで寝ていますということでした。
　とりあえず　安心V（＾0＾）

１０月１８日（月）　面会に行く
　午後一で病院に行ってきました。
　　なんでここから出してくれないの？という感じで怒ってました

　日記より
入院中のもるの面会に行ってきました　

首から下まで全部包帯グルグル巻きだった(>_<)　ケージからは出してあげられないので　
間から指を入れて頭ナデナデしてきました。　
最初に目が会った時　ちょっと顔が怒っていたかな？　
それでも「ワンワン」吠えてたから　大丈夫そうだね！　

みているこちらが切なくなってきてしまう。。。　
「あと２日で退院できるから　もう少しの辛抱してね！」　
そう言って頭ナデナデ、帰るころには「ク～ン・ク～ン」て　泣かれてしまった(>_<)　
もるはこんな風になく事は無いので、つらかった(>_<)　

後ろ髪引かれる思いで　帰ってきました　

１０月２０日（水）　台風の中　退院(^^ゞ
　　本当は２１日の退院予定だったらしいです（後からわかった(^^ゞ
　　術後５日目だと２１日でした。私は１６日（当日）から数えていたの。。。

　　

帰って来た当日は興奮していたのか、なかなか寝ませんでした
また病院に連れて行かれるとでも思ったのでしょうか・・・

１０月２１日（木）　
　帰ってきて一日経つと　安心したのか　ぐっすり寝ています
いびきをかきながら(^^ゞ
　朝・夕　表に抱っこして連れて出ました。
　歩かないで　ジーッと立ったままで外の空気を楽しんでいるようでした。

１０月２２日（金）
　おしっこで包帯が濡れてしまった様で、あわてて病院に電話して連れて行く
　でも、　大丈夫だった。。。

１０月２７日（水）
　退院後１週間　今日で包帯が取れた！　少しは歩きやすいかな？
　やはり傷の治りが遅い様で、今日から抗生剤をラリキシンに代える
　１週間後に病院へ

１０月２９日（金）
　傷口（脇の下）が乾かずに、黄色い粘液状のものが出ているので
　病院に電話して　診ていただく。検査の結果、緑膿菌は検出されず。
　

１１月　３日（水）
　病院へ　抜糸完了！！
　　今日から７日間抗生剤　エンロフロキサシンを飲む

もうお風呂に入っても大丈夫だよ！！って　　
う～～ん　でも　まだこわいよ～～母が。。。

　

診断名　右第五乳腺部；低悪性度の乳腺腺癌
　　　　　　その他　；乳腺腺腫、良性乳腺混合腫瘍

組織所見　乳腺部には、乳腺上皮細胞からなる腫瘍と筋上皮細胞の増殖を伴う
　　　　　　　混合腫瘍が存在します。
　　　　　　　右第五腺部は乳腺上皮細胞からなり、中程度の異型性を示しています。
　　　　　　　　核分裂像は散見されます。
　　　　　　　　腫瘍細胞は単層から数層に配列し、不規則な腺腔や管腔を形成しながら増殖　　　　　　　　　しています。
　　　　　　　　腫瘍細胞に明らかな浸潤性は認められません。
　　　　　　　　その他の腫瘤はいずれに関しても悪性所見は認められません。
　　　　　　　　腫瘍組織の境界も明瞭です。
　　　　　　　　本標本上、上記の腫瘤はいずれもマージン（ー）であり、脈管内浸潤や左右ソ径　　　　　　　　リンパ節転移も確認されません。

コメント　いずれの乳腺部腫瘤も乳腺組織に由来する腫瘍です。
　　　　　　右第五乳腺部では腫瘍細胞がやや活発に増殖しており、悪性に分類されます。
　　　　　　その中では、比較的悪性度の低い腫瘍です。
　　　　　　犬の場合、このような小さい乳腺腫瘍が転移を起こす事は比較的稀ですが、
　　　　　　しばらくの間は経過を観測することが賢明です。　
　　　　　　その他の腫瘍はいずれも良性に分類されます。　　　
　　　　　　これらに関しては　問題ありません。　　